貯金と株式投資、どっちがお得?

貯金と株式投資どっちがお得?徹底解明!

日本国内では低金利時代が長く続いており、銀行の貯金に頼る人よりも株式や債券、金やプラチナに投資する人が増えています。
貯金の利息より株式の配当金の方が高く、株価が上がれば株そのものの価値もあがるためメリットが多いからです。
それでも日本人全体から見ると、金利が低いにもかかわらず投資をする人よりも銀行へ貯金をする人の方が多く、日本人の投資家数はユーロ圏の投資家の半分、アメリカ人投資家の4分の1しかいません。

地震大国の日本では、天災が起きた場合に不動産投資をしていた建物が倒壊したり、株式を所持していた中小企業が倒産したり、大企業でも支店の被災により簡単に株価が暴落してしまうリスクがあります。
日本人にとって株式や不動産への投資は、メリットよりもデメリットが高い資産運用というイメージが強いのです。
日本人の質素倹約しながらコツコツとお金を貯めるのが美徳という国民性が、投資よりも貯金に向いているのもあります。

バブル以降は銀行同士の合併もあり、必ずしも貯金は保証される資産運用ではないと学んだせいか少しずつ投資に対する価値観も変わり、現在では若い投資家や主婦投資家なども増加中です。
彼らの投資方法は株価を見ながら売買して収益をあげるのではなく、年1回から2回の配当金を利息として受け取るために株式を購入する投資方法なので、株の暴騰によるリスクを取りたくない日本人の気質に合った資産運用方法です。

銀行の貯金は元本が保証されていますが、100万円の定期預金を10年かけても2000円から1万円の利息にしかなりません。
株なら20万円ほどの投資で毎年2000円前後の配当金があり、企業が倒産さえしなければ10年後には貨幣価値の変化に伴い株価もあがります。
リスクをおかしてまで株売買をする必要はありません。銀行への貯金と同じ感覚で株式を購入し、利息をもらう感覚で配当金を受け取って資産運用をするのが、現代のお得な投資の形です。

米国では貯金よりも投資する人が多い

アメリカは、日本とは逆に利息が保証される貯金よりも株や不動産に投資する人が多い国です。
ユーロ圏と比べても投資家数は3倍も存在し、アメリカ人投資家が株価や市場を動かしているとも言えます。

アメリカ人に投資家が多いのは高額な医療制度のせいでもあり、病気や怪我をした場合に病院のベッドの上からでも株の売買益で医療費を支払えるようにしておかなければならない事情があるからです。
アメリカンドリームを夢見る国民気質もありますが、いざという時の治療費や年金を自分で蓄えておかなければならない国家的背景が、アメリカ人を投資に向かわせています。

投資家数の多さに比例してアメリカ国内では様々な株式や投資信託が販売されており、投資家達を満足させるために配当金の高い株式が多いのが特徴です。
日本で株式といえば大企業の株の方が株価が安定しているため、倒産などのデメリットが少なく人気ですが、アメリカでは中小企業の株も人気が高く、投資信託にも中小企業の株のみに投資する商品があり、投資大国の名に相応しい豊富な品揃えになっています。

アメリカ人投資家の間で流行する資産運用は、日本人投資家にも受け入れられやすく、ネット証券という銀行とは違うスタイルの証券会社の登場や、個人投資家と個人事業主を結ぶソーシャルレンディングなど、新しい資産運用方法がどんどん輸入中です。
金利が低く国債に投資してもメリットの少ない近年の日本では、特にソーシャルレンディングで中小企業を応援しながらの資産運用方法が受け入れられています。
ソーシャルレンディングの人気に伴い、アメリカの投資信託を真似た中小企業の株のみを集めた投資信託も、日本国内で売れ筋商品です。